坪沼八幡神社

神社Q&A

神社参拝の正しいマナーと作法

私たち日本人の生活において、様々な年中行事や人生儀礼で関わる身近な存在が神社です。 初詣やお祭りには多くの方が訪れ、自然に手を合わせてお参りします。 しかし、正式なお参りの仕方が分からないという方も少なくありませんので、ここでは御祈願に参る時をはじめ、一般常識としての神社参拝の正しいマナーと作法をご説明したいと思います。 まず、日頃の参拝は気軽にされてよろしいですが、正式に神社に参拝するときは先ず身なりと心を整えることから始まります。

通常のお参り

御神域に入る前に鳥居がありますので、先ず一礼してからくぐり、参道の中心を外して静々と進みます。
そして参拝前には手水舎において、手と口をすすぐ手水(てみず)を行います。この際は柄杓に直接口をつけず、また終わったら次の人のことを考えてきれいに流して戻します。なお、すすぐ際は必ず外に流してください。

次に参拝作法ですが、(脱帽し)神前に進み先ず一礼、次に賽銭を納め、鈴を鳴らして、二拝二拍手一拝で参拝します。祈念するのは二拍手の後、手を合わせたまま行うとよろしいでしょう。また拝とは最敬礼の90度のお辞儀のことでこれが正式ですが、これも神様に対しての自然な心の表し方が形になったものです。※ちなみにここまで下げるのは神様にのみで、一般に人に対しては60度ぐらいまでといわれております。

神前で願をかける時には、自分の名前と住所を述べてからといわれますが、氏子さんやよくお参りする方は別として、初めてお参りした方に関しては当たり前のことで、神様に挨拶もしないで突然自分本位の願いばかり伝えても、ということなのです。どこにお参りされても神様通しは繋がっているのですから、まず今生かされているといういろいろな恩に感謝した後、あらためてお参りした神様にお願い事を伝えてください。

俗のお話として賽銭の金額について様々言われますが、もともとは奉賽といってご自身にとって大事なものを感謝の気持ちで神様に捧げるのが本義で、特に神前に奉納するお金を初穂料といいますが、昔は貴重な命の源であったお米などをお供えしておりました。今も続いている習わしですが、お気持ち(お心持ち)とは自身にとってどれだけの思いやお願いする気持ちがあるか、それを表したものですので、縁起担ぎの語呂合わせではなく、人それぞれの思いであって、金額は一概に言えないのです。
参拝後、一礼して下がります。

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昇殿参拝(ご祈祷・ご祈願)について

ご祈祷をお願いする際には、先ず神社に連絡して都合を確認するのがよろしいでしょう。日によってはお祭りや結婚式などお受けできない時間もあるので、連絡するのは今の世に中お互いに望ましいと思います。
服装も男性はスーツにネクタイ、女性もスーツにワンピースなどの正装でお祓いを受けるのが基本です。

先ず、受付に申し込みをして祈願内容を伝えます。ご祈祷料は神前に供えるものなので、あらかじめ祈祷前の受付時にお渡しします。現金をそのまま渡すのではなく、事前にお祝いの熨斗袋を準備し上部に初穂料や玉串料と書いて、下に施主の氏名を書いて納めます。



続いて案内に従い昇殿をしたら、一礼して着席します。基本は正坐となりますが事情によっては胡床(椅子)に座ることも可能です。 参列時は神職の進行に従い、修祓や祝詞奏上では頭を下げます。 玉串拝礼では、榊に紙垂を結んだ玉串をお受けしたら、そのまま神前に進み先ず一礼、続いてご自身の真心(誠の心)を玉串に込めて奉奠し、二拝二拍手一拝で拝礼、また退く一礼をして自座に戻ります。

一通り終えたらお神札やおしるしをお受けして下がります。授与品は地べたになどは置かず丁重に取扱い、早めに帰宅して適宜お神札などを神棚に納めます。撤下品の御神酒などは早めに召し上がってください。

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参拝後

お参りした後、御神徳を戴くということから、守札をお受けされるとよろしいでしょう。また最近のブームで参拝の証にもなる御朱印を頂く方が増えております。
また境内には御本社のみならず、摂社などが祀られていることが多く、ゆっくり時間を取って境内をめぐると様々な御利益を頂けると思います。

鳥居を出るときは振り返って一礼することを忘れずに。

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私たち日本人に身近な神社だからこそ、正しい参拝方法を学んで気持ちよく、参拝したいものです。
宮城仙台で厄祓いや安産祈願などで神社に参拝したいという方は、坪沼八幡神社にお越しください。
こちらでは、家相相談も承っております。他にも身体健康や交通安全、必勝祈願、商売繁盛の祈祷も行っています。お気軽にご相談ください。


〒982-0231 宮城県仙台市太白区坪沼舘前東69
TEL:022-281-2589/FAX:022-281-0651
※授与所は水曜日お休みです
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