人生儀礼

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子どものおまつり

七五三

11月15日に、三才の男女児、五才の男児、七才の女児が晴れ着を着て、親子そろって神社にお参りし、子供の成長を神さまに感謝し、これからの無事を祈ります。 七五三は、この年頃の子供の年祝いをする古くからの風習に由来するもので、代表的なものは、三才の「髪置」、五才の「袴着」、七才の「帯解」の祝いです。「髪置」は男女児ともに行われた儀式で、この日を境に髪を伸ばし始めました。

また男児は「袴着」で袴を着け始め、女児は「帯解」でそれまで付け紐で着ていた着物から帯でしめる着物にかえました。つまり形式的にではありますが、七五三を終えて、晴れて一人前として扱われるようになったのです。 七五三参りは、昔は数え年で行いましたが、今では満年齢で行うところが多くなりました。
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十三参り

数えで十三才になった少年少女が神社にお参りするものです。昔は、男女ともに十三才が、正式な成人式を迎える前段階の重要な年と考えられていました。関西地方ではさかんに行われています。

成人式

1月15日に、20才になった男女が神社(氏神さま)にお参りして、無事に大人の仲間入りができたことを奉告し、祝います。 昔、武家では前髪を剃る「元服式」が、公家では初めて冠をつける「初冠の儀」が行われていました。今日では、成人になると、選挙権や婚姻の自由など様々な権利が与えられ、それと同時に様々な義務が生じます。 成人とは、ただ年齢が20才に達したからというものではなく、自分の行動すべてに責任を持たなければならない立場になったことを祝い、自覚する節目なのです。

入学・卒業・就職の奉告

成長に合わせた人生儀礼の他に、入学・卒業・就職など生活環境が変わる時も、人生の大きな節目です。神さまの御加護をいただき、無事に過ごせるようにお願いしましょう。