お伊勢さまのお神札は神宮大麻と呼ばれ、天照大御神を我が民族の大御祖の神様と仰いで家庭の神棚におまつりし、日常その大前を敬拝するよう、毎年お正月を迎える前にそれぞれの氏神様より各家庭に頒たれます。 そして神宮大麻をお祭りする神棚には、民族の祖神として、わが家の安全、郷土の発展、ひいては民族の繁栄と国の平安を御守護下さいますようにとのお祈りがささげられます。
神棚は家庭生活の中心です。家の明るく清潔なところに南向きか東向きに設けます。 私たちが家を立てる時には、その土地の中で一番よい向き・間取を考えますが、神さまのお住まいである神棚についても同様に、その家の中で一番よい場所におまつりします。 はじめて神棚を設ける場合は、氏神さまにお願いして神棚の清祓をしてもらいましょう。 なお、神棚と御霊舎を同室におまつりする場合、神棚を上位にまつります。
向きは東から南向きとし、目線より高い明るく清らかなところを選びます。
大きさや形など後程困らないようにご説明致しますので、ご連絡下さい。
神宮大麻及び神社お神札は、毎年お正月を迎える前に新しくお受けして神棚におまつりし、今年も新たな御加護をいただきますようにとの祈りをささげます。 過去一年間お守りをいただいた古いお神札は粗末にならぬよう、どんと祭や神社にお納めします。神社では、お祓いをして丁寧にお焚上げを行います。
また本県にあっては｢お正月様」と呼ばれる独特の御神像をおまつりします。 この御神像は、大年神様、五穀の神様、大国主神様、事代主神様（恵比寿様）、釜神様等です。 お祭りする順序は各地域や家業によって独特の慣習をもっていますから、神社にご相談ください。
１２月になったら神社で頒布しますので、来社してお受けします。来社が困難な時は御連絡下さい。
三社造りの場合は、中央に神宮大麻を、向かって右に氏神さまのお神札を、向かって左に崇敬する神社のお神札をおまつりします。一社造りの場合は、下図のように重ねておまつりします。
毎朝、朝食前に手を洗い、口を漱ぎ身を清めてから神棚にお供えもの（神饌）をします。
毎日お供えするものは、米・塩・水です。神棚からお下げした神饌は、神さまの御霊がこもっているので、家族でいただきましょう。
初ものやいただき物などがあった場合も同様に、まず神さまにお供えします。
また、神前には神の宿る木、栄えると木という意味をもつお榊を立てておきます。
榊は毎月１日、お酒とともに新しいものとお取りかえするのが望ましいでしょう。
※当社では本榊を希望者に頒布しております。（お気持ちで）
月参りとともにどうぞお受け下さい。
